プロフィール

着物美人gon。

Author:着物美人gon。
日本人の民族衣装である着物。
日本に生まれ、日本に育ち、神社仏閣、四季をみて、日本っていいな~と思うのに、なぜか着物世界だけは憧れるだけ! という人。多いですよね。
せっかく日本人として、生まれ育っているのですから、
着物のいろはを覚え、着衣できるように、楽しく覚えていきましょう♪
なんたって、日本の国の人だもの。大丈夫です。着物は日本人の体型や、心にピタッとあうようにできているのです。
きばらず、考えすぎず、心に感じたまま、着物を楽しみましょう♪


記事に関してのお問い合わせ、執筆依頼、取材はコメント欄の非公開コメントとしてご記入ください。後ほど、ご連絡させていただきます。


当ブログ内に掲載されているすべての文章の無断転載、転用を禁止します。すべての文章は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

まとめ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
本って、ほんと面白いですよね。
実際、体験していないことも、
まるで自分が体験したかのような酔いを与えてくれる。

究極の媚薬です。

さて、今回、ご紹介するのは、

宇野千代著 『きもの手帖』。



著者の宇野千代さんが着物の達人だというのは
みなさんご存じだと思います。
「宇野千代きもの研究所」を設立して雑誌「きもの読本」も同時に刊行し、さらに銀座に「きものの店」を出す。
小説を書くかたわら、精力的に着物のデザインを手掛けられました。
生涯きものと関わり、平成8年、98歳でお亡くなりになったのは残念ですが、ほんと、尊敬できる憧れの着物美人、賢人です。

本は章だてにわかれており、
1章 きものと生きる(お洒落雑誌ができるまで/初めてデザインしたきもの ほか)
2章 きものをデザインして(私はこんなふうに着物をデザインします/今までと逆になった年齢と着物柄の関係 ほか)
3章 帯まわりのおしゃれ(帯は「細帯」になっていきます/細い帯でお洒落な着付けを ほか)
4章 きものあそび(アクセサリーとしての色半襟の美しさ/半襟の色はマフラーの粋で選びましょう ほか)

と、宇野千代さんの着物生活のエッセイがたくさん描かれています。

特にイラストで描かれた着物・羽織・帯の調和集を描いた頁は
いつも着物着付けの参考になるほど、
着物教科書といえる内容なのです。

宇野千代 きもの手帖1
 @『きもの手帖』 より借用

どこか間違えば、えぇ!という組み合わせになってしまう柄あわせ。
でも、この教科書は、小粋に、しかも品よく見えるから、不思議なんです。

こんなイラスト入りの頁がいくつもあるから、見やすいし、わかりやすい。まさに着物美人にひとつという一冊といえるでしょう。

宇野千代さんは、自宅装いももちろん着物。

小石川の自宅では小紋の普段着で庭に打ち水をしている写真も拝見できます。

さて、いろいろな着物話が盛りだくさんの内容のなかでひとつ、ご紹介したいのが、
二色か三色でまとめるのが新しい感覚です
という頁。

『日本の女の着物で、全身が、ただ二色だけで、ほかには何の色も見えない、というのはめったにないことです。着物や帯が無地のあっさりしたデザインでも、帯揚げとか、帯締めとか、裾廻しの色とか、ハンドバックとか草履とかで、多少、ごちゃごちゃした感じになるのが、これまでの日本の着物の習慣です』@『きもの手帖』より引用

宇野千代さんの視点。
今の着物でも二色、三色ですっきりまとめている人は少ないのではないのでしょうか。

考えてみるだけでも、かなりすっきりした装いをイメージでき、しかも全身のトーンの美しさを想像できます。

洋服ではオシャレの基本は3色というのは、当たり前です。
なのに、着物はどこかゴチャゴチャしている。
確かにおかしいですよね。

かざりたてるのが悪いというわけではありませんが、
オシャレにきる、美しく色を着るという場合、
色の性格なども考えたら、二色、三色がベストなはずです。

『形や柄を新しくすることではなく、全身を包んでいる色の調子を、できるだけ単一にする』@『きもの手帖』より引用

着物を洋服感覚で着る。
これが、宇野千代流
新しく、スタイルのいい、美しい着物姿なのです。

彼女は、美しい着物姿へのアドバイスも教えてくれています。

『どなたの場合にでも、こういうふうにお好きな色というものはちゃんとあります。グリーンのお好きな方は、グリーンにいちばん合う黄という色で組み合わせをお作りになる-中略-ひとりでに、無意識のうちにでも、そういうことをしていらっしゃると思うのです。和服をすっきりと近代的なセンスで着るのには、何はさておき、この全身の色を、色の
数をできるだけ単純に統一すること、その感覚を持つことが、いちばん近道
ではないかしら、と思うのです』@『きもの手帖』より引用

このアドバイス。みなさんはどう活用しますか?
自分の好きな色を中心に三色合わせたすっきりとした着物姿。
さ、チャレンジしてみましょう。



 いつも読んでいただきありがとうございます。ポチっと押していただけると幸いです。(o^∇^o)


★あい山本屋 アンティークリサイクル着物屋★


本日のオススメ品♪

 京紫色地の絽。無地の単衣です。梅雨明けしていませんが、夏まっさかりの気候の日本列島を渋くきめて、サササっと歩いてみませんか?

 浴衣です。浴衣には珍しく広衿仕立てとなっています。紺×白の市松花柄って、豪華なのにシック。白い半巾帯でしめるもよし、黄土色でしめるもよし。大胆な装いで夏の謳歌を楽しみましょう♪



スポンサーサイト
本を読んでいると、
小説の舞台や物語のなかに、着物のことが多く書かれています。

着物を着ていなくても、読んでいるだけで、
着物を着ているような感覚におちいる本。

今回はそんな本を紹介したいと思います。



幸田文著 『きもの』

幸田文 きもの
  ←クリックすると、『きもの』購入できます。



内容は
明治時代の終りに東京の下町に生れた主人公のるつ子があくまでもきものの着心地にこだわる利かん気の少女らしい視点で繰り広げる日常生活模様を書きつづったものです。
よき相談役の祖母に助けられ、たしなみや人付き合いの心得といった暮らしの中のきまりを、“着る”ということから学んでゆくるつ子が、年月を重ねることに、どんどん大人として、着物の礼儀作法を学んでいきます。
現実的で生活に即した祖母の知恵を脈々と学び、
関東大震災に遭っていよいよその知恵の重みを身をもって体験する、るつ子は著者ご本人の自伝ともいわれています。

大正期の女の半生をきものに寄せて描いた作品のなかには、
おぉ、なるほどという知恵がいくつも記されているのです。

そのなかのひとつ。

るつ子の少女時代の頃、

『着物はいきなり、所かまわずに、ぱあっと脱ぎ散らすもんじゃない。引き伸しござか、衣装畳紙かの上で、膝をついて、身から放した順に片寄せながら脱いでいき、これとそれを換える時は、片身方肩ずつ滑らせば、裸をさらすような下司な形にならない、』 @『きもの』文中引用

と教える場面があります。

これは祖母がるつ子が一人で着衣できるように、指導している場面のひとつです。
着物を脱ぐときの所作を教えているのですが、
いかんせん、ほんと手品のような場面を思い浮かべてしまいます。

いくら自宅とはいえ、人に裸をみせるみっともなさという品を
祖母は教えているのです。

これには、頭がさがりました。
そして、自分の脱ぎかたを思い出して、
さらに恥ずかしくなります。

そう、いい年齢して、脱ぎっぱなしなんですね。私。

これを読んでから、一応、畳紙の上に脱げるように努力はしていますが、まだまだ。
うまくいかないものです。


るつ子も祖母に反論しています。

「立っていて、ぱあっと脱げば、簡単だし、さっぱりしていて気持ちいいのに」 @『きもの』文中引用


こういったるつ子に祖母はこうさとします。


「そのほうが簡単で、さっぱりしているだろうよ。一生、ぱあっと裸で脱いで、またぱあっと裸へぶっかぶる、といった着方をしていてもいいんだものね。ただまあ、簡単なことしか知らないのと、多少は形良くすることも知っていた上で、簡単にしているのとでは、ちっとは違いもあろうというものさ。ー中略ーずっしりしたいいものを着るときを考えてごらん。おかしくないかい髪もできてる、化粧もしてある、それでぱあっと裸かいしなが、よくないねえ」 @『きもの』文中引用


なるほど、本当にそのとおりです。

このように、この『きもの』の世界には
着物美人としての心構えがいくつも、祖母の知恵、考え、生活のなかの在り方が描かれているのです。

是非、みなさんも一度、読まれてみてはいかがでしょうか。
明治、大正、昭和時代の懐かしい世界も楽しめます。
もちろん、読んだことある方も、再度、思い出すように眺めてみてください。



 いつも読んでいただきありがとうございます。ポチっと押していただけると幸いです。(o^∇^o)


★あい山本屋 アンティークリサイクル着物屋★


本日のオススメ品♪
 カメリア色地の白花柄という珍しい名古屋帯です。どこかおきゃんなのに、色気のある帯。まさに主人公、るつ子のイメージにぴったりです。白の図案化した花柄と、幾何学柄の柄合わせは絶妙で、オシャレな帯です。


 絽紋付の二部式長襦袢+帯セットです。かなりお得な一品。躾糸付き未使用品の3点セット。長襦袢下の丈90cm、上部丈55.5cm。身頃は晒で、袖は絽、中にレースの袖咲き付きという誂えです。帯巾31cm、長さ360cm。雲取り花柄ながら控えめな雰囲気は、TPOに合わせて重宝できます。






たたみ方

シミ抜きができるようになったら、
基本はやはり・・・たたみ方。

実はこのたたみ方ひとつで、シワを深く、強く、
多くつくってしまうのです。(経験済)


いざ、着てみようと広げてみたら、

な! なんと、こんなところに大きなシワが!

という怖い経験、ありませんか?


でも早く片づけたい、しまいたいというはやる気持ちもわかります。

着物をたたもうとすると、広い場所も必要です。
でも、狭い日本の自宅事情。
贅沢に着物を広げてゆっくり片づけられる部屋なんて
夢のまた夢。
狭い場所で一気にたたもうとすると、どこかにヨレは生じます。

そこで、上半分、下半分とわけてたたみましょう。

まずは下半分、そして、上半分と扱えば、あら不思議。
手順と方向をきちんと守れば……
きれいにたたむことができます。

下半分
@プレジデント社『七緒5』より借用

衿を自分の左側におき、下前を脇縫い目で折りましょう。
おくみ付け線*から折り返します。

上前と衿下と褄下をもち、下前にピシっと重ねましょう。

上前の脇ぬい線は、衿先の延長線上の部分と裾をもちます。
下前の脇ぬい線に重ねます。
こうすれば、自然と背中心でたためます。

おくみ線と衿下とぴったり重ねないと、背中心がヨレるので要注意!


着物をたたむとき、布地に空気が入るので、
手のひらで優しくたたきましょう。
これを空位抜きといいます。

このひと手間。たたんでいくうちに、生まれてくるヨレを防ぎ、シワ防止となります。

お手入れ3-1
 @プレジデント社『七緒5』より借用

下前と上前の衿を重ね、衿を三角に割ってたたみましょう。
仕立て方によって、たたむ衿の上線と肩山がきちんと平行に重ならないこともあります。
そういうときは、脇線を重ね、背縫いから、二つ折りにするといいです。

右袖を袖付けから折り返すと、左袖と右袖との袖付けと袖下を重ね、一度しっかりもちましょう。
左袖を下側に入れ込みます。

下半分を衿下から折り返し、その着物を1/3ずつの分量でたたみます。
畳紙に移しましょう。

  




畳紙の中央にたたんだ着物を広げます。畳紙は薄紙つきを選んで。


そのほうが滑りにくく、シワ防止になります。

着物を広げたら、裾をすこしめくり、肩山と衿下をもちます。
衿全体をひっぱり再度整えましょう。
こうすることで、おくみ線にシワがよりません。

きちんとたためば、次の着るときに楽チンです。




 いつも読んでいただきありがとうございます。ポチっと押していただけると幸いです。(o^∇^o)


★あい山本屋 アンティークリサイクル着物屋★


本日のオススメ品
 花柄の単衣小紋です。黒×練色という大胆な配色ですが、どこか上品。サラリとして透け感のある極薄地で絽の裏衿が付いています。ミシン仕立てですが、とてもお洒落な雰囲気でなかなかの一品。浴衣風のコーディネイトも素敵ですね。

お手入れ

埃などをとれたら、明るい場所で汚れがないか、確認しましょう。


あ!こんなところにシミが・・・・なんてこと、けっこうあるのです。

さ、この大問題のシミヌキ。

力を発揮するのはベンジンです。



ちなみにベンジンってなあにという方。
いらっしゃいますよね。私もかつて、そうでしたm(_ _)m。

ベンジンとは
原油から分留した主に鎖状炭化水素からなる混合物で、
石油エーテルとも呼ばれています。
一般に市販されているベンジンには懐炉用としみ抜き用とがありますが、しみ抜き用のものは懐炉には使用できませんので気をつけて!
逆に懐炉用はしみ抜き、シール剥がしにも使用できます。

シミのついた着物。とくに古着や柔らかいものなどはプロに任せてしまいましょう。もちろん、原因のわからないものは、専門家に任せたほうが間違いありません。




でも、ここでベンジンをつかったシミヌキの方法を覚えておくことも
着物生活をするには大切なこと。
しっかり、頭にいれておいて、慌てることのないようにしましょう!
ファンデーションやドレッシングなどのハネ、落としなどの危機のときに役立ちます(^o^)

まず染み抜きに用意したいのは
ベンジン
タオル
ガーゼもしくは布
シミヌキ用ブラシ
ベンジンは、布、ガーゼにタップリ含ませます。




台の上にタオルを敷きます。
その上に汚れた部分の着物を置き、汚れの周囲からベンジンを含ませたガーゼや布をトントントンと叩いていきます。
汚れがぼけるまで力をいれてたたきましょう
こうすること汚れ部分が輪ジミになることがありません。

ガーゼ(布)に汚れがついたら、たたみなおして、使いましょう。

しつこいシミにはブラシを使いましょう
ベンジンで着物が湿っている間にブラシでシミ部分を
トントントントンと叩いていきましょう。

やりすぎだけは注意です。
そして、ベンジンを使うときは
しっかり換気してください。

シミヌキが終われば、ハンガーに着物をかけて
ベンジンを飛ばしましょう。





 いつも読んでいただきありがとうございます。ポチっと押していただけると幸いです。(o^∇^o)


★あい山本屋 アンティークリサイクル着物屋★




本日のオススメ品♪
 抹茶色地で梅の花柄の訪問着。単衣です。今の季節は着衣できませんが、9月の単衣時期にいかがでしょうか? 朱色に金のたたき風柄に大胆な梅の花木柄で見事な柄付けで個性的ななかにも優雅な風情があります。お祝い席(二次会)などにもいいですね。


 金・銀・朱色地に七宝・花柄の古典的な柄ですが、かなりの鮮やかさが目を奪います。名古屋帯で、金銀短冊柄というなんとも縁起のいい1本。洒落着のひとつにいかがでしょうか。
 






着物のお手入れ



大型台風に大地震。
天変地異が続く、日本列島。
7月中頃なのに、まだ梅雨明けもせず・・・
着物を着ていくのに、躊躇してしまうお天気が続きます。

着物で出かけるのは、心弾みますが、
帰宅してから、必ず溜息でるおが、お手入れ。

着物の手入れってどうするの? という声も
友達からちらほら聞こえてくる昨今。
これだけは!という基本さえ、頭にないというのが現状です。
頭を悩ますお手入れ世界。

この際、しっかり覚えておきませんか?


基本は洋服と同じ。

脱いだら、かける

これが基本です。

帰宅したら、まずは着物と帯をときハンガーに掛けます。
掛けることで、着物にたまっている体温をぬき、
汚れもチェックと埃確認ができるのです。

とくに気をつけたいのが裾。
裾は思っている以上に、汚れがついているところです。
必ず着物ブラシで埃を払いましょう。

ハンガーは着物専用のハンガーで。


ないからといって、洋服ハンガーだと、余分なシワができてしまいます。

裄が長くて、ハンガーの先から裾がはみ出す場合は、
袖付けの縫い目にハンガーの長さをあわしましょう。
ここはたたむときに折り目になる箇所なので、
よけいなシワはできません。




さて、ハンガーで干す時間はどのくらいがいいのかというと!
2~3時間がベストです。
そして、風とおしのいい日光が当たらない場所がポイント。

夜帰宅した場合は朝に片づけるという感覚で、半日干ししましょう。




とにかく、着物自身も一日の疲れをとりたいはず。

体調を整えてあげるのが、長くつきあっていける秘訣です。



 いつも読んでいただきありがとうございます。ポチっと押していただけると幸いです。(o^∇^o)


★あい山本屋 アンティークリサイクル着物屋★


本日のオススメ品♪
 八寸名古屋帯です。かごに乗った人と旅人の刺繍柄の風流な柄が個性的。無地の着物にキリリとしめるのもよし、柄着物で小粋に代わり結びでしめるのもよし。重宝できる一本です♪

7月7日。

今日は七夕の日です。

各ご家庭に色とりどりの短冊がつられた
竹がゆらりゆらり揺れています。

短冊になにかお願いごと、書かれましたか?

私もひとつ。

『素敵な着物美人になれますように』


さて、今日は各地で七夕祭りを愉しんでいると思いますが、

神奈川県、平塚の恒例、七夕祭りが賑やかに開催されています。
期間は7/5から7/8。

平塚祭り


平塚の七夕まつりは、今年で57回目。
戦後商業振興策として始められたもので、
日本一といわれる竹飾りの豪華さが特徴です。
期間中は竹飾りのコンクールをはじめ、
各種催物がくりひろげられる賑やかさ。
日本を代表する夏の風物詩として、多くの人に愛され続けています。
さらに、ここには本物の織り姫さんがいる!とのこと。

さーさ。全国の彦星諸君。
会いに行かない手はありません。
もちろん、短冊に願いごとを書いて・・・・・・。
浴衣に袖を通して、お出かけください♪

平塚七夕祭り
場所:東海道本通り
アクセス:JR平塚駅から徒歩2分
     東名高速厚木ICから国道129号経由で12km、30分
問合せ先 0463-35-8107(平塚市商業観光課)


さて、東京入谷では、恒例の朝顔アサガオ市がたっています。
JR線鶯谷駅下車南口から出て
JR線を陸橋で渡って数分。
言問通りの鬼子母神界隈は、
朝顔市の歩行者天国で大賑わい。
色々な種類の朝顔が咲き乱れ、
美しい色の世界を楽しめます。


20070707161811.jpg




どうして、入谷に朝顔市がたつようになったのでしょうか。
朝顔は、奈良時代初に薬用として中国より導入されました。
当初は青色のみでしたが、
だんだん赤・白などが出現し、
文化文政の頃には、観賞用植物として
盛んに栽培されるようになりました。
「入谷の朝顔」「あさがおの入谷」
と呼ばれるようになったのは、
明治中期頃だそうです。
入谷という名は植木師成田屋留次郎の活躍により顕われました。

20070707161922.jpg


成田屋留次郎とは変化咲の名人ばかりでなくルポライターでもありました。
『三都一朝』という本を発表しています。
江戸、京都、大阪から 84品種を選び、
田崎草雲の画を以って図説を発表。
さらに『雨地秋』では江戸と浪花の珍品を紹介しました。
『都鄭秋興』では野村文紹の画によって、
各地の124品種を紹介しています。
また、花合せ会など、
各地で開いたプロディーサー能力もあり、
入谷朝顔の始祖ともいわれているのです。

 



さて、なぜ入谷で朝顔が盛んになったかというと

ひとつは江戸の郊外であるため、
早朝多くの人が朝顔を見に来やすかったこと。

ふたつめに上野の山のふもとで雑木の落葉が水路などに堆積し、
その土が朝顔の栽培にとても適していたことです。

戦争中は、朝顔市も廃れていましたが、
昭和 22年、入谷の商店街の再建と共に入谷の朝顔の再建に努め
焼けた街路樹の跡や、空地に種を捲き
人々に配ったことで入谷の朝顔が復活しました。

翌年には朝顔を中心とした植木の市が7月6、7、8日に行われ、
現在では朝顔のみを売る朝顔市になりました。
開催は、牽牛星と織姫が1年に一度会う
七夕にちなみ、
7月6・7・8 日に決められました。
※朝顔の種子を牽牛子ともいうので、それにちなんで・・・

しかし、自然では朝顔の咲く時期ではありません。
その点を出展者は多いに悩み、苦労し、工夫をしました。

現在ではビニールハウスの利用や栽培技術の発展のおかげで
立派な朝顔を目にすることができるようになったのです。

    
 






朝顔市の美しさは、並々ならぬ、
多くの人の努力の賜物なのです♪

20070707161952.jpg
 入谷の道には朝顔のマークというおまけ付(*^-^)


ちなみに、入谷の朝顔市では鬼子母神さんへの参詣で締めくくりとなります。

朝顔と鬼子母神さんの関わりはけっこう深いのをご存じでしょうか。

朝顔と鬼子母神さんの関係はかなり古く、奥深いものがあります。

鬼子母神さんは、あらゆる魔障調伏
特に安産や子育ての神として人々に厚く信心されています。

明暦の大火の後の元治二年に仏立山真源寺が開基され、
お詣りの帰りに朝顔を見物し、
朝顔を見てはお詣りするというシナリオができていました。
昔から、商売上手な人も多かったのです。(o^∇^o)

参詣人目当ての朝顔せんべい、そうめん、きそばなどとが
名物となったことも、朝顔市と鬼子母神さんのおかげです。

20070707161855.jpg



さて、鬼子母神さんはかつて、
他人の子供を奪い取っては食べてしまう悪神でした。
しかし、お釈迦様の教化によって善人になり、
かえって小児を守る神となったので
虫封じや御弟子入りを祈願する人々が毎日の様に参拝したのです。

入谷の神は「恐れ入谷の鬼子母神」と洒落言葉にある様に
庶民の親しみを受け、「鬼」から「ノ(つの)」を取った様に
生物の無常の中に風流風雅の美意識を育て、
さらに、農耕民族特有の包み込むような母性を持った
日本人の性質をよく示しているのが
朝顔の風情と合致したといわれています。
@IRIYA あさがおROAD 参照




 いつも読んでいただきありがとうございます。ポチっと押していただけると幸いです。(o^∇^o)


★あい山本屋 アンティークリサイクル着物屋★


本日のオススメ品♪
 浴衣の下にこんなにかわいい下駄はいかがでしょう。さくら材風で蕗柄の右近下駄はおきゃんな雰囲気たっぷり。カタカタ音をたてて、お祭りを楽しんでください。








夏着物

今日は綿の産地紬をご紹介します

産地紬とは江戸時代中頃、各藩が領民に生産を奨励し、
全国の産地で個性的な綿着物が誕生しました。
久留米紬や会津木綿、遠州紬、伊勢木綿などが有名です。

 久留米紬 
江戸時代後期、井上伝により考案された久留米紬。明治以降、庶民の衣服として広く愛用されました。 亀甲紋や花を代表的な柄とし、人気を集めています。



   会津木綿
会津木綿は、380余年前の天正年間、会津藩主が産業振興のために、綿花の栽培を奨励され、木綿を織ったのが始まりといわれています。白虎隊士や、野口英世も会津木綿を着ていました。特徴は変わらぬ品質と、ユニークな縞模様の組み合わせにあります。雪深い会津の風土で心を込めて染め、織り上げておられます。

  伊勢木綿 
伊勢木綿は単糸を使用しているのが特徴。単糸の長所は、糸が柔らかいのでシワになりにくい。肌触りが良く保湿性や通気性も良いので使い込むほど味が出る綿布です。

遠州紬は静岡県の紬や木綿などの織物。遠州縞とよばれる縞、格子柄が特徴です。

着やすく、洗いやすく、しかもリズーナブルというのがいいですね♪
旅のお土産に産地紬をというのも
着物美人のコツなのかもしれません。

まだまだ産地紬ありますので、それはまた追々、ご紹介いたします。






 いつも読んでいただきありがとうございます。ポチっと押していただけると幸いです。(o^∇^o)


★あい山本屋 アンティークリサイクル着物屋★



本日のオススメ品♪
 ラメ入りの多色縞柄と、ピンク地の中心に白の線柄の、柔らかな帯です。浴衣などにもいいですね。貝の口などで可愛らしくいかがでしょうか。

夏着物の種類。
今日は麻をご紹介します。

まずは上布
素材が麻や葛中心だった昔、最高級とされたのが苧麻で、その着物を上布と称しました。

 小千谷織物組合のラベル付き 手織り上布の品。


その名残で、いまは上質な産地麻織物全体を指します。
宮古上布、八重山上布、近江上布、越後上布などが有名です。



縮。
絹でも紹介しましたが、麻でも縮はあります。
麻や苧麻の強撚糸で織り上げた生地を湯もみし、しぼをだしたものです。
居坐機などで有名な新潟には小千谷縮があります。



柔らかなスケ感が印象的なことも縮の特徴ですね。



 いつも読んでいただきありがとうございます。ポチっと押していただけると幸いです。(o^∇^o)


★あい山本屋 アンティークリサイクル着物屋★


本日のオススメ品♪
 平帯タイプの八寸で 
渋い色調の古典柄をお洒落に配した帯です。スカイブルー系の紺地というのも、モダンですね。落ち着いた竹柄も見る人を落ち着かせてくれます。




夏着物の種類。
どのくらいあるのか、みなさんご存じでしょうか。

湿度の高い日本の夏。
いかに涼しく過ごせるか……と
先人が素材、織り方をいろいろ工夫し、探求してくれたおかげで
様々な夏素材の布が存在しているのです。


絹、麻や苧麻の他、綿、芭蕉布といろいろあげられますね。

夏着物は袷に比べて、意外と幅広いんですよ。
しゃり感やさらりとした触感を楽しめるのも夏着物。

なんか得した気分になりませんか?

現在も各地で、最先端の技術と伝統が組み合わさった夏の着物が作られているのです。

まだ見ぬ夏着物。

そう考えると・・・ワクワクしますね。

今日は絹の夏着物をご紹介しましょう。

まずは夏紬。
細く引いた糸や強撚糸で織られた薄手の布。
夏大島、夏塩沢、夏久米島が代表的です。
さらりとした風合いで涼やかな肌触りは抜群です。
繭からひいたままの玉糸で織られたものは生紬といいます。

 シボのある織り地が夏紬風で透け感のある品です。絣立桶柄がとてもお洒落。衿はバチ衿の仕立てです。

 しゃっきりとした生地の夏紬風の品。鳥の子色地で線柄という単衣の小紋です。小粋な装いにピッタリです。



縮。
強く撚りをかけた緯糸を用い、織りあげた生地を
湯のなかでもみます。
しぼをだして、仕上げです。
透明感の美しいことが特徴ですね。明石縮などが有名です。

 紫縮緬地で八重梅柄の小紋です。大きな梅が目を引きますが、艶やかな紫色がさらに華やかさな雰囲気を醸します。

 しなやかに滑る縮緬地で、ややシボが荒く重みもたっぷりあります。

 しなやかに滑る上質の縮緬地に女性らしい桃色使いです。細かめの菱並びの柄は江戸小紋のような雰囲気があります。東雲色は珍しいですよ。松皮菱並びで縮緬というのもこ洒落てますね。


紅梅。
太い綿糸の間に細い絹糸を折り込んだ生地で
ワッフル状なのが特徴。
薄くそして丈夫に作ることができ、透明感が抜群。
さっくりとした風合いで好む人も多いですね。




 いつも読んでいただきありがとうございます。ポチっと押していただけると幸いです。(o^∇^o)


★あい山本屋 アンティークリサイクル着物屋★


本日のオススメ品♪
 紺×多色縞柄の名古屋帯です。紺地には雅な鳥や花木が描かれ金糸使いの柄が織り込まれた、豪華で上品な品。手先を三つ折にしただけの、平な仕立てです。




7月。
着物カレンダーでは盛夏になります。

さて、この盛夏であわせる着物は次のようなものがあります。

・絽(絽小紋、絽付け下げ、絽訪問、絽色無地など)

・紗

・麻

・縮

夏、一番活躍する着物は
紬、絽、麻の三種類が人気です。

紬で代表格は夏用の大島、結城ですね。

絽は小紋、無地。

麻は上布ですね。

 小千谷織の上布です。格子と壺花柄 上布着尺反物は小粋すぎます。毛55%麻25%ビニロン20%の素材で湯のし済みのようにしなやかな肌触り。透け感、シャリ感のある夏用で絽の裏衿が付いています。



どれがいいんだろうと思うなら、
まずはにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

初心者でも着物通にみられたいなら、なおさらです。

高温多湿の日本の風土にぴったりなのが、麻。

 藍色で絣柄の麻単衣、小紋です。横破線の織り柄が風合いを醸し出しています。


さらりとした素材感で気安く、手頃な価格から購入できるのも
人気のひとつです。

 丁子茶地の丸柄、楊柳の単衣です。小紋仕上げとなっています。独特のシャリ感と布の張りと
色使いで素朴な雰囲気をもってます。ある意味、通好みの一品です。

 手毬・短冊花柄・格子使いの古典柄とクリーム地に麻の葉柄のリバーシブルタイプ帯。はっきりとした柄でしめると上布も可愛らしく見えるかもしれません。

  




麻着物には自然布の帯を合わせてみるとちょっと通に見えますよ。

 黒地で絣柄の小紋です。揚柳の単衣で大人っぽさ満点、色気抜群の一品です。身幅広めなので、大きいサイズをお探しの方、必見です。


さらにお手入れも簡単。
座りシワなどができても、麻の場合は
霧吹きでシュっと一拭きすれば、シワが伸びます。(かけすぎは注意です)



 いつも読んでいただきありがとうございます。ポチっと押していただけると幸いです。(o^∇^o)


★あい山本屋 アンティークリサイクル着物屋★


本日のオススメ品♪
 紬八寸名古屋帯です。大胆な花柄は今年の人気スタイル。ザックリとした織りと鮮やかな緑色も魅力ですね。淡い色調のお着物に合わせて優しく、色の濃いめの紺などに合わせてキリッとした印象にもなる、パターン豊富な帯です。






| ホーム |


 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。