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着物美人gon。

Author:着物美人gon。
日本人の民族衣装である着物。
日本に生まれ、日本に育ち、神社仏閣、四季をみて、日本っていいな~と思うのに、なぜか着物世界だけは憧れるだけ! という人。多いですよね。
せっかく日本人として、生まれ育っているのですから、
着物のいろはを覚え、着衣できるように、楽しく覚えていきましょう♪
なんたって、日本の国の人だもの。大丈夫です。着物は日本人の体型や、心にピタッとあうようにできているのです。
きばらず、考えすぎず、心に感じたまま、着物を楽しみましょう♪


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本を読んでいると、
小説の舞台や物語のなかに、着物のことが多く書かれています。

着物を着ていなくても、読んでいるだけで、
着物を着ているような感覚におちいる本。

今回はそんな本を紹介したいと思います。



幸田文著 『きもの』

幸田文 きもの
  ←クリックすると、『きもの』購入できます。



内容は
明治時代の終りに東京の下町に生れた主人公のるつ子があくまでもきものの着心地にこだわる利かん気の少女らしい視点で繰り広げる日常生活模様を書きつづったものです。
よき相談役の祖母に助けられ、たしなみや人付き合いの心得といった暮らしの中のきまりを、“着る”ということから学んでゆくるつ子が、年月を重ねることに、どんどん大人として、着物の礼儀作法を学んでいきます。
現実的で生活に即した祖母の知恵を脈々と学び、
関東大震災に遭っていよいよその知恵の重みを身をもって体験する、るつ子は著者ご本人の自伝ともいわれています。

大正期の女の半生をきものに寄せて描いた作品のなかには、
おぉ、なるほどという知恵がいくつも記されているのです。

そのなかのひとつ。

るつ子の少女時代の頃、

『着物はいきなり、所かまわずに、ぱあっと脱ぎ散らすもんじゃない。引き伸しござか、衣装畳紙かの上で、膝をついて、身から放した順に片寄せながら脱いでいき、これとそれを換える時は、片身方肩ずつ滑らせば、裸をさらすような下司な形にならない、』 @『きもの』文中引用

と教える場面があります。

これは祖母がるつ子が一人で着衣できるように、指導している場面のひとつです。
着物を脱ぐときの所作を教えているのですが、
いかんせん、ほんと手品のような場面を思い浮かべてしまいます。

いくら自宅とはいえ、人に裸をみせるみっともなさという品を
祖母は教えているのです。

これには、頭がさがりました。
そして、自分の脱ぎかたを思い出して、
さらに恥ずかしくなります。

そう、いい年齢して、脱ぎっぱなしなんですね。私。

これを読んでから、一応、畳紙の上に脱げるように努力はしていますが、まだまだ。
うまくいかないものです。


るつ子も祖母に反論しています。

「立っていて、ぱあっと脱げば、簡単だし、さっぱりしていて気持ちいいのに」 @『きもの』文中引用


こういったるつ子に祖母はこうさとします。


「そのほうが簡単で、さっぱりしているだろうよ。一生、ぱあっと裸で脱いで、またぱあっと裸へぶっかぶる、といった着方をしていてもいいんだものね。ただまあ、簡単なことしか知らないのと、多少は形良くすることも知っていた上で、簡単にしているのとでは、ちっとは違いもあろうというものさ。ー中略ーずっしりしたいいものを着るときを考えてごらん。おかしくないかい髪もできてる、化粧もしてある、それでぱあっと裸かいしなが、よくないねえ」 @『きもの』文中引用


なるほど、本当にそのとおりです。

このように、この『きもの』の世界には
着物美人としての心構えがいくつも、祖母の知恵、考え、生活のなかの在り方が描かれているのです。

是非、みなさんも一度、読まれてみてはいかがでしょうか。
明治、大正、昭和時代の懐かしい世界も楽しめます。
もちろん、読んだことある方も、再度、思い出すように眺めてみてください。



 いつも読んでいただきありがとうございます。ポチっと押していただけると幸いです。(o^∇^o)


★あい山本屋 アンティークリサイクル着物屋★


本日のオススメ品♪
 カメリア色地の白花柄という珍しい名古屋帯です。どこかおきゃんなのに、色気のある帯。まさに主人公、るつ子のイメージにぴったりです。白の図案化した花柄と、幾何学柄の柄合わせは絶妙で、オシャレな帯です。


 絽紋付の二部式長襦袢+帯セットです。かなりお得な一品。躾糸付き未使用品の3点セット。長襦袢下の丈90cm、上部丈55.5cm。身頃は晒で、袖は絽、中にレースの袖咲き付きという誂えです。帯巾31cm、長さ360cm。雲取り花柄ながら控えめな雰囲気は、TPOに合わせて重宝できます。






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