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着物美人gon。

Author:着物美人gon。
日本人の民族衣装である着物。
日本に生まれ、日本に育ち、神社仏閣、四季をみて、日本っていいな~と思うのに、なぜか着物世界だけは憧れるだけ! という人。多いですよね。
せっかく日本人として、生まれ育っているのですから、
着物のいろはを覚え、着衣できるように、楽しく覚えていきましょう♪
なんたって、日本の国の人だもの。大丈夫です。着物は日本人の体型や、心にピタッとあうようにできているのです。
きばらず、考えすぎず、心に感じたまま、着物を楽しみましょう♪


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歩いているとふと足をとめる光景がある。

ゆらゆらと風に揺れる提灯。
涼しそうな色合いに、暑さを瞬間忘れた。

CA3F01210002.jpg

梅雨にはいる前の暑い日。
ここだけは涼しい風がながれている。

十条にある菅沼提灯店。
店先には上品なおかあさんが店番をしつつ、目の前の通りを眺めていた。

提灯の揺れに誘われるようにふらり立ち寄る。
「いらっしゃいませ」という言葉と同時に、おかあさんが提灯に灯りをいれてくれる。

ポッとつく提灯。
薄い和紙をとおしての灯り(電球)は優しい光を周りにふりそそぐ。

「新盆ですか?」というおかあさんの問い。
なんとももうしわけなし……我が家は神道であり、もちろん新盆でもない。
でもこの提灯の美しさはなんともいえない。

「いえ。新盆ではないのですが、あまりの美しさについみとれてしまいました」というと、
奥から菅沼提灯店のご亭主、菅沼敏夫さんと奥様がでてこられた。

おかあさんと思っていた方は敏夫さんのお姉さんにあたる。

菅沼提灯

こちらのお店は敏夫さんの父親が昭和3年4月に「菅沼提灯店」を起業し、
菅沼さん自身も学生時代から提灯に文字を入れる手伝いをしていたそうだ。
高校卒業後、店の後を継ぎ現在にいたる。
提灯職歴は40数年。

とはいえ、そんなお話を聞いたのは奥様から。
職人らしく、口べたなのか、表にでてこられても静かに笑顔で座られているだけである。

吊り提灯に白いのと色つきのがあり、不思議そうに眺めていると
「白いのは新盆、柄つきは普通のお盆用です」と教えてくれた。
残念ながら、実家は神道。お盆時期に提灯を飾ったことはない。
でも綺麗だなーとみていると

「お盆だけでなく、本来のこの提灯の意味は夏のアイテムだったんですよ」と奥さんが教えてくれた。
お盆時期だけでなく、風鈴のように、暑い夏の涼をとるために昔は普通に各家で飾られていたそうだ。

そういえば、今回魅せられたのも、あまりの涼しさあふれる空間だった。

そもそも提灯は日本人の生活に欠かせないアイテムだったにも関わらず、
祝い事などハレのときにしか使用されなくなっている。(お店提灯は別)

ちなみに吊り提灯は御所提灯(ごしょちょうちん)ともいうそうだ。

日本人としてのDNAが懐かしむのだろうか。
購入する気はないものの(すみません)、ずぅっと提灯についてのお話をいろいろ聞いてしまった。

提灯に描かれる柄も七草、秋の七草がメイン。最近は奇抜なデザインのものもでてきているらしいが
やはりこういう提灯は昔ながらのものがいい。

お値段が張るほど、絵画だといわんばかりの作品がでてくる。
二重すかし提灯などは価格が福沢さん数人になるものの、それだけの価値はある。
水墨画のような世界はお盆用ということなど関係なく、観賞用として眺めておきたくなる美しさだった。

日本の美なるものは、ひとつひとつ消えつつあるけれど、こういうものをまた私達はしっかり認識して
後生に残していくべきだ。

暑くても扇風機やクーラーのスィッチを押さずとも
涼しさを感じるアイテムが昔からあるのだから。


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夏の準礼装用としてご利用頂けるかと。
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