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着物美人gon。

Author:着物美人gon。
日本人の民族衣装である着物。
日本に生まれ、日本に育ち、神社仏閣、四季をみて、日本っていいな~と思うのに、なぜか着物世界だけは憧れるだけ! という人。多いですよね。
せっかく日本人として、生まれ育っているのですから、
着物のいろはを覚え、着衣できるように、楽しく覚えていきましょう♪
なんたって、日本の国の人だもの。大丈夫です。着物は日本人の体型や、心にピタッとあうようにできているのです。
きばらず、考えすぎず、心に感じたまま、着物を楽しみましょう♪


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各地にある紬の産地。

今日は鹿児島県や宮崎県でつくられている
大島紬をご紹介しましょう。

大島紬が作られているのは宮崎・鹿児島・奄美大島で織られる平織物。



結城紬と並ぶ高級紬です。

以前は真綿紬糸で織られていましたが、今は絹撚糸で織られています。

そのなかも大島紬というとあがられるのが奄美大島。
奄美における養蚕の歴史は古く、
奈良以前から手紡ぎ糸で褐色紬がつくられていました。

奈良東大寺や正倉院の献物帳には
「南島から褐色紬が献上された」との記録が残されています。

褐色紬の織物は、当時、本土(本州)で行われていた
古代染色の梅染、桃染の技法が奄美にも伝えられたことにより

奄美に生植するテーチ木チン木フク木などの草木を用いて染色されていました。
これが、後のテーチ木泥染めの源流をなすものと推測されています。

また、奄美は遣唐使の通路でありました。
その中継基地として、
中国大陸や南方地域との交流も深く
大陸文化や南島文化の交流地点として発展していきました。
そのため朝廷への往来も頻繁におこなわれ、
褐色紬が献上されていたともいわれています。

江戸時代にはいると
真綿からつむいだ手紬糸を植物染料で染め
イザリ機で織った無地又は縞布でした。

紬が奄美の文献に最初に登場したのは、亨保5年。
薩摩藩が奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島の四島に下した「紬着用禁止令」に「与人、横目、目指、筆子、淀までの役人には紬着用を許すが下の者には紬着用を一切許さず」という一節がありました。
これは大島紬が一般に普及していたことがうかがえるものです。

また元禄元年井原西鶴が発表した「好色盛哀記」には当時の遊客の衣装いでたちを「黒羽二重に三寸紋、紬の大島の長羽織・・・」と記されているが、紬のなかでも泥染の渋い大島紬がもてはやさてていたようです。

薩摩藩士名越左源太の名書『南島雑話』に
「紬を上とし、木綿、苧麻、芭蕉布など、島婦これを織る」とあります。

図入りで絣、縞、格子などの紋様がイザリ機で織られており、
染色法も「田または溝河の腐りたるにつけ、何篇となく染めるときは、ネズミ色に付く、泥の腐りたるをニチャ」と記述されています。

奄美の島民は薩摩藩の黒糖政策により
過酷な労働と上納を強いられました。
島民は紬や木綿布、芭蕉布を織り
上納品や交際用、生活物資との交換に使われていました。

絣をくくり、泥染や植物染めをくり返し、イザリ機で伝統技術の伝承を続けていきました。
この思いが手織りの絣、花織の木綿、芭蕉布と発展し、今日にいたるのです。

大島紬に変革があったのは明治中期です。
西南の役が終わった頃から本場奄美大島紬は鹿児島を始め
大阪等の市場に奄美の人々によって商品として出廻りました。

泥染めの渋い絣紋様の本場奄美大島紬が人気が高く、
第3回国内勧業博覧会に出品、好評を博し急速な進展したそうです。

明治13年
これまで各種の植物染料で染められていたものを
車輪梅泥土だけの使用を業者間で改め統一した。

明治23年、喜界島の浜上アイ女史により木綿針で経絣を伸縮させる絣調整技術が考案されると、
明治30年にこれまで古くから使用していたイザリ機が高機に改良され生産能率が向上しました。
そして、明治40年にはこれまでの手括りによる絣出しから締機による画期的な織絣法が開発され、絣が繊細でしかも鮮明な泥染大島紬の生産が可能となったのです。

その後、戦争により統制と減産で壊滅的な状況に陷えましたが、
戦後関係者の努力によって急速に復興。
従来の泥染大島紬に加え、泥藍大島紬色大島紬草木染大島紬等の新商品が続々開発されました。

古の伝統を持ち、奄美の生命産業とまで呼ばれている本場奄美大島紬。この紬には1反の中に何百何万個というおびただしい十ノ字絣で構成されてます。
そのため「絣の宝石」と呼ばれているのです。





そんな大島紬。
上品でしっとりとした雰囲気がありながら、普段でも動きやすいように柔らかいのが特徴。夏は涼しく、冬は暖かく、一枚はもっておきたい逸品です。





 いつも読んでいただきありがとうございます。ポチっと押していただけると幸いです。(o^∇^o)


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本日のオススメ品♪
 柔らかく、生地の良い大島紬です。紺地に赤と黄の入った花柄で、裾の裏にあわせて
赤を使っています。羽織紐付きで、羽織は、裄64cm、丈70cmです。






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約束 (角川文庫 い 60-1)

石田衣良、新刊。というシンプルな理由で手元にきたこの本。読みやすい通勤読書に最適かと思っていた。表題作の「約束」は、一行目からいやな予感がし、5ページめですでに読み始めたことを後悔した。重い。小学生の親友の死。読み進めるがつらい・・・。通勤読書に向かない

りなのブログ 2007/10/05 22:09

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